絵を見る茶会「世界を自分に取り戻す」
 2月11日11時〜15時

コロナ禍で昨年は見送った恒例のTDU・雫穿大学イベント「絵を見る茶会」が、今年は感染対策を万全にした上で開催予定です。

絵を見る茶会「世界を自分に取り戻す〜応挙館で四季を味わう〜」
◆日時:2022年2月11日(金)11時〜15時(最終入場14時半)
◆会場:東京国立博物館 応挙館
◆参加費:700円 (抹茶とお菓子付き)
(いつもお出ししていた抹茶とお菓子を、今回はその場で召し上がっていただくのではなく、全てお持ち帰りいただく形にいたします)
◆お申し込み:https://tdueventthings.stores.jp/items/61efe49481dbb5774096804c

四季は、日本の美術表現にとって特に大切にされ、様々な絵師たちが向き合ってきたテーマです。それに習い私たちも、季節を自らの目でまっすぐに捉え、季節の移ろいを次につなぎ、感じ合い、絵を描きました。そんな学生たちの絵を手にとってご覧いただける時間です。

もともと茶道で大事にされるのは、おいでくださった方を心を込めて歓迎し、心通う交流をするところであるとも言います。
会場ではお茶席の空気と交流、学生たちの四季を表す絵をお楽しみいただき、持ち帰ったお茶とお菓子をお家で味わっていただく。コロナ禍で複数人で飲食の場を共にするのが難しい時代にあって、それでも応挙館でお茶と絵と共に皆さまをお迎えする時間は無くしたくないと、このような形での開催となりました。

会場の「応挙館」は、もともと尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗寺院である明眼院の書院として寬保2年に建てられた由緒あるものです。それが後に東京国立博物館に寄贈され、移設されてきたそうです。応挙館の素晴らしいのはなんと言っても室内の襖に描かれている墨画です。江戸期の著名な日本画家・円山応挙が、眼の病を癒すため明眼院に滞留した際に描いたものであると伝えられています。現在の応挙館の絵は全てレプリカだそうですが、100年もすればそれ自体が文化財になるほど優れたものだそうです。

皆様のご来場をお待ちしております。

※今年は感染対策で受付等を簡略化するため、参加ご希望の方には事前のお申し込みをお願いしています。下記のSTORESサイトにて、イベント参加券をご購入ください。
https://tdueventthings.stores.jp/items/61efe49481dbb5774096804c

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