てきせん大学ってどんなところ?

TDU・雫穿大学は、日本で唯一のNPO法人が運営する大学です。
18歳以上の不登校やひきこもりなど様々な「生きづらさ」を経験した若者たちが在籍し、当事者研究等によって「生きづらさ」を解きほぐしています。さらに、自分に合った人間関係の持ち方を探すことも、学生自身の関心から始まる多様な講座(映像・デザイン・美術・語学・社会学等)で自分にあった「生き方」を模索することもできる、オルタナティブな学びの場です。
海外の様々なオルタナティブスクールとも繋がり、国内ではワーカーズコープとの有機的連携を始めています。
また、平田オリザ、最首悟、上野千鶴子ら様々な分野の専門家がアドバイザーとなっています。
代表者紹介

朝倉景樹・あさくらかげき
教育、エスノグラフィー、社会構築主義などの分野の社会学の研究を主として、不登校、ひきこもり、ソーシャルマイノリティー、オルタナティブ教育、デモクラティック教育、当事者研究、フリースクール、ホーム(ベースド)エデュケーションなどを対象としている。フリースクール、続いてオルタナティブ大学で実践をしながらの研究である。国内の研究発表は、日本社会学会、日本都市社会学会、日本教育社会学会、日本心理学会、日本児童青年精神医学会、など。海外では欧州評議会世界会議、韓国国会公聴会、社会問題学会(米国)など。パンカアカデミー(フィンランド)教育・学校運営担当顧問。
団体概要
名称 | 特定非営利活動法人 TDU・雫穿大学![]() |
事務所所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目11番30号新宿第五葉山ビル3階 |
代表 | 朝倉景樹 |
監事 | 鈴木綾 砂川秀樹 |
沿革 | 1999年4月 シューレ大学としてNPO法人東京シューレの一部門として始まる。 2020年8月 TDU・雫穿大学として独立。 2021年7月 NPO法人認証を受ける。 |
主な活動内容 | ・自分に合った生き方を模索するオルタナティブ大学事業 ・家庭を基盤とした学び・育ちのホームベースドエデュケーション事業 ・不登校、ひきこもり、オルタナティブ教育、デモクラティック教育の調査研究 ・海外との交流、オルタナティブ設立支援 |
所属学生数 | 大学部門:約30名 リゾームスクール部門:約13世帯 |
定款に記載された目的 | この法人は、不登校・ひきこもりなどを経験し生き難さを持つ当事者の学びの場の運営事業やその家族・支援者・学生・市民の学習と交流の機会及び情報の提供、相談事業、国際交流事業等を行い、不登校やひきこもりなどを経験することで得てしまった自己否定感など生きづらさを持つ誰もがその人に合った生き方、つながり方で暮らせる地域社会づくり、福祉社会の実現に寄与することを目的とする。 |
公開書類 | 定款 R04/09/20 事業報告書等(令和4年度) 事業報告書等(令和3年度) |
アドバイザー
TDU・雫穿大学では、各界の第一線で活躍されている様々な専門家の方々が、学生たちの学びを支えるアドバイザーになって下さっています。定期的に講座を持って頂いたり、集中講座やワークショップをして頂いたりしています。個別の探求のアドバイスを頂戴することもあります。
安積遊歩 | 障がいを持つ人の福祉、自立、セクシャリティ、女性のリプロダクティブヘルス |
浅野千恵 | 社会学、ジェンダー、セクシャリティ、フェミニズム論 |
上田敏 | ピアノ、西洋音楽 |
上野千鶴子 | 家族社会学、ジェンダー研究、セクシャリティ研究、女性学 |
鵜飼正樹 | 大衆芸能、大道芸・大衆演劇・見世者・ちんどん屋などの研究と実演 |
内田実 | AIR LINE PILOT の教育・訓練、カワウソの研究 |
奥地拓生 | 地球惑星科学、市民の科学 |
小沢牧子 | 心理学を生活の視座からとらえなおす研究、子どもと大人の関係論 |
帯津良一 | ホリスティック医療、自然治癒力 |
折田真樹 | 声楽、西洋音楽の歴史・実践、言語と音楽との関係の研究 |
鎌田慧 | 教育、労働、社会問題など |
川北稔 | 西洋史学、近世史 |
川人博 | 過労死、過労自殺 |
串間努 | 子ども文化研究、大衆商品研究 |
小松和彦 | 民俗学、文化人類学、日本研究、ミクロネシア研究、妖怪論 |
最首悟 | 生命論 |
齋藤和夫 | 法律・憲法、英米法 |
辛淑玉 | 言いたい放題、市民活動、公民権運動 |
鈴木裕子 | 女性史研究、戦争平和学研究、「従軍慰安婦」問題 |
砂川秀樹 | 文化人類学、ゲイアクティビスト |
関根秀樹 | 染色、民族楽器、石の文化史 |
芹沢俊介 | 家族、子ども、犯罪 |
竹内延彦 | 不登校支援、フリースクール、学校教育、教育行政、自然保育 |
武盾一郎 | 現代美術 |
豊田正義 | メンズリブ |
中澤淳 | 鉄道全般 |
西澤晃彦 | 社会学、都市論、階級階層構造論 |
西村秀俊 | マスメディア、現代史、教育制度問題、ボランティア活動 |
信田勝馬 | 陶芸 |
野村三郎 | 音楽社会学、比較文化論 |
橋口譲二 | フォトルポルタージュ |
原一男 | 映画監督 |
平田オリザ | 演劇、芸術表現、言語教育 |
松田惺山 | 邦楽 |
松本力 | ドローイングアニメーション |
水口憲哉 | 魚と人と水の関係学、川と湖と海に関わる環境破壊、環境ホルモンなど |
宮寺卓 | NGO研究、世界システム論、第三世界研究 |
三輪敦子 | 国際協力、ジェンダー、ジェンダーと開発 |
村田栄一 | 自由研究、教育 |
山岡義典 | 非営利組織・NPO全般 |
山下英三郎 | 社会福祉・スクールソーシャルワーク、子どもの問題 |
山本伸幸 | 森林学者、森林の社会経済的側面、地図を使った地域づくり |
吉岡陽子 | 現代舞踊 |
関連団体
Facebookインターネットセーフティラウンドテーブル メンバー | |
保護者のためのInstagramガイド協力団体 | |
Tiktok | TikTokセーフティーパートナー |
TURNプロジェクト | TURNプロジェクト×TDU・雫穿大学によるコラボレーション企画を定期的に実践 |
Niantic | TDU・雫穿大学の学生たちとのコラボレーション企画が始動中 ※コラボレーション企画、第一回目の様子はこちらから! |
メディア掲載情報
掲載日 | 番組名/記事名 | メディア名 | リンク/内容 |
---|---|---|---|
2025年1月11日 | “普通”から自由になる学び舎-TDU・雫穿大学が25年かけて築いてきた“自分から始まる”教育 | スタディチェーン | 雫穿大学の実践が、進路メディア「スタディチェーン」の記事で紹介されました。 https://studychain.jp/interview/tekisen-democratic-university/ |
2024年12月2日 | 雫穿大学_朝倉景樹代表:人はいつでも学びの主体になれる。生きづらさを解きほぐす学びを | 一般社団法人キャリアビジョン協会 | https://career-vision.or.jp/20241202-1/ |
2024年9月17日 | 自分にあった生き方を模索する学びの場。日本で唯一のNPO法人が運営する大学 | ハタラクティブ | 雫穿大学の実践が、就職支援の「ハタラクティブ」の記事で紹介されました!https://hataractive.jp/useful/13869/ |
2024年8月28日 | 「大学の不登校」に苦しむ12万人に必要な情報を届けたい アクション実践のためのクラウドファンディングを開始[NPO法人TDU・雫穿大学] | NIKKEI COMPASS | TDU・雫穿大学が挑戦中の「大学の不登校」に取り組むクラウドファンディングが取り上げられました。 https://www.nikkei.com/compass/content/ATPKDB407390/preview |
2024年8月28日 | 「大学の不登校」に苦しむ12万人に必要な情報を届けたい アクション実践のためのクラウドファンディングを開始 | BIGLOBEニュース | TDU・雫穿大学が挑戦中の「大学の不登校」に取り組むクラウドファンディングが取り上げられました。 https://news.biglobe.ne.jp/economy/0828/atp_240828_0848271881.html |
2024年8月25日 | 「TDU・雫穿大学国際映画祭が今年も開催、テーマは「閉塞感のある社会で生きたいように生きる」」 | 映画ナタリー | TDU・雫穿大学国際映画祭が映画ナタリーで紹介されました。 https://natalie.mu/eiga/news/586144 |
2024年6月6日/13日/20日/27日 | 「大空幸星のレコメン!リアルボイス」 | ラジオ・文化放送 | 最近注目を集めている「大学生の不登校」の問題に関連して、雫穿大学の取り組みが紹介されました。スタッフと、過去に大学生の不登校を経験した後、雫穿大学に入学した学生二人が出演して体験や活動について話しました。 |
2024年6月5日 | 「オルタナティブ教育の先進国-台湾」(連載「なぜ日本の子ども・若者は生きづらいのか」No.40) | 日本労協新聞 | TDU・雫穿大学の代表 朝倉が「日本の子ども・若者の生きづらさ」をテーマに長期連載中です。 https://jwcu.coop/news/series/2024060599250/ |
2023年12月22日 | 「『海外に不登校の概念ない』、なぜ? フリースクールは『学校』扱い」 | 朝日新聞 | スタッフの朝倉景樹が、フリースクールや子どもの学び、不登校をめぐる海外と日本の違いについて取材されました。 https://www.asahi.com/articles/ASRDL54YGRDDPTJB00T.html |
2023年12月18日 | 「フリースクール 居場所から:下 研究者に聞く現状と課題 子どもの選択肢、社会で支えて/滋賀県」 | 朝日新聞 | フリースクール・居場所の現状と課題について、スタッフで社会学者の朝倉景樹が取材されました。 |
2023年11月4日 | 「書評・フリースクール白書」 | 福島新聞、高知新聞など | 雫穿大学も集計作業に協力したフリースクールについての全国調査をまとめた書籍『フリースクール白書2022 想像ではなく「数字」で見る』(学びリンク)の書評が掲載されました。https://manabilink.co.jp/publication/detail_94.html |
2023年10月21日 | 「フリースクール=不登校の居場所?「『子ども中心の学び』の視点も」」 | Webメディア「withnews」 | スタッフの朝倉景樹がフリースクールについての取材に答え、親や周囲がフリースクールの「子ども中心の学びの場」としての側面を理解する重要性を語りました。https://withnews.jp/article/f0231021000qq000000000000000W07n10101qq000026280A |
2023年10月16日 | 「不登校の急増・コロナ禍の影響が継続?」 | 朝日新聞 | 不登校の急増を受け、スタッフの朝倉景樹がその背景や原因について取材に答えました。https://www.asahi.com/articles/ASRBJ4GNLRBFUTIL03K.html |
2023年10月6日 | 「不登校の息子「焦らせたくない」と専業主婦に 世帯収入3割減の不安」 | Webメディア「withnews」 | 雫穿大学も集計作業に関わったNPO法人「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」による不登校家庭へのアンケート調査について、スタッフの朝倉景樹が取材されました。https://withnews.jp/article/f0231006003qq000000000000000W07n10101qq000026240A |
2023年8月18日 | 「異形」をテーマにTDU・雫穿大学国際映画祭が開催、「ヨコハマメリー」など上映 | Webメディア・映画ナタリー | 「『異形』をテーマにTDU・雫穿大学国際映画祭が開催、『ヨコハマメリー』など上映」記事https://natalie.mu/eiga/news/537072 |
2023年5月 | 「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が行った不登校家庭へのアンケート調査結果について | 朝日新聞など | 「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が行った不登校家庭へのアンケート調査結果について、調査をとりまとめた代表 朝倉が取材された。 |
2023年4月5日 | 「子どもの不登校、働き方変えた母…支援団体の調査で「収入減」3割」 | WEBメディア「withnews」 | 「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が行った不登校家庭へのアンケート調査結果について、調査をとりまとめた代表 朝倉が取材された。 |
2023年2月20日 | 「連載「協同労働」という生き方5 わたしたちは、日本が滅んでも、生きていける」 | 雑誌「コトノネ」 | OBOGが立ち上げた創造集団440Hzと、TDU・雫穿大学が取材されました。https://minoubooks.com/other/magazine/kotonone45/ |
2023年2月 | 「日本画を手に取って鑑賞 不登校経験の学生ら披露」 | 徳島新聞ほか | TDU・雫穿大学絵画展の情報が複数の新聞社で掲載されました。 |
2023年1月17日 | この人(朝刊3面) | 東京新聞 | ウクライナのフリースクール支援にも取り組む代表・朝倉を紹介。 |
2022年5月3日 | NHK総合「ニュース645」 | NHK・総合テレビ | TDU・雫穿大学と社会連帯TOKYOなどが合同で開催した、ウクライナで国内避難者支援をする現地のデモクラティックスクールを支えるためのチャリティーイベントの様子が紹介。 |
2022年3月15日 | 「ウクライナとロシア、両国のフリースクール関係者が伝える今」不登校新聞574号 | 不登校新聞 | https://futoko.publishers.fm/article/25475/ |
2021年12月22日 | 羽鳥慎一モーニングショー | テレビ朝日 | 大阪のクリニック放火事件に関連し、中高年のひきこもり問題について代表・朝倉が取材され、コメントが番組内で紹介。 |
2021年11月13日 | ウワサの保護者会「ホームエデュケーションって何?」 | NHK・Eテレ | https://www.nhk.jp/p/hogosya/ts/4YLGJ842WN/episode/te/V317LZN613/ https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/ |
2021年11月3日 2021年11月9日 | 【キャンパる】夏休みや学費も…運営は学生主体 自分の生き方を探す「雫穿大学」 | 毎日新聞 | https://mainichi.jp/articles/20211102/k00/00m/040/132000c |
2021年7月21日 | 【ニュース シブ5時】 やさしイノ―未来にやさしいイノベーター(革新者)― | NHK | https://www.nhk.jp/p/shibu5/ |
2021年7月14日 | 【Lucha por el cambio~変革への闘い】 「社会的連帯経済」への誘い2「創造集団440Hz」自分から始まる生き方を求めて | 情報・知識&オピニオン imidas | https://imidas.jp/latingang/?article_id=l-70-033-21-07-g471 |
2021年5月17日 2021年5月26日 | 【TOKYOまち・ひと物語】 引きこもりの人に学び舎を | 産経新聞 SankeiBiz | https://www.sankei.com/life/news/210517/lif2105170065-n1.html?fbclid=IwAR1jk1uUv5sROihTpHuOat5BUEcbVO3dnc_8G4dd1yy-7HG7QPlJGd4kYJA https://www.sankeibiz.jp/econome/news/210525/eci2105250603001-n1.htm |
2021年4月22日 2021年4月23日 | ONE MORNING 【Letter for the next】 オルタナティブ大学・OGOBのワーカーズコープとして | TOKYO FM | https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20210422081100 https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20210423081100 |
2020年11月19日 | 「行政の“就労支援一辺倒”はしんどいから…不登校やひきこもりの当事者たちが学び、自分を見つめ直す「雫穿大学」とは」 | ABEMA TIMES | https://times.abema.tv/news-article/8634209 |
2020年11月18日 | 報道リアリティーショー#アベプラ 「#アベプラ②生きづらさを抱える人の学び場 雫穿大学とは?ひきこもり経験者と考える」 | AbemaTV | https://abema.tv/channels/abema-news/slots/C3NiB6vVmRis5h |
2020年10月23日 | 「ひきこもりの若者、どう働く? 歴史や映像撮影…NPOが学びと試行錯誤の場」 | 朝日新聞 | https://www.asahi.com/articles/DA3S14669273.html |
2020年10月23日 | 『生きづらさを抱える大人たちのフリースクール「雫穿大学」開校 「引きこもりの人に再起の場を」』 | 東京新聞 | https://www.tokyo-np.co.jp/article/63714 |