「私が感じる自分研究の魅力」

こんにちは! 学生広報チームです。
今回は現役学生が大学で感じていることを書いた記事を掲載します。

学生Kさん「私が感じる自分研究の魅力」

私は2021年11月に開催された研究イベントに発表者として参加しました。今回も皆様の協力のもと無事に成功し、ほっとしております。ありがとうございました。

私は今回で二度目の発表で、入学した2019年に初めて自分研究をしました。

雫穿大学の研究ゼミでは、自分にとって切実な悩みをゼミのメンバーに共有してもらい、研究し、意見交換などをします。私は不登校経験もあり、自分の胸の内を明かせるような人間関係はありませんでした。なのでゼミは憧れに少し近づけるような場に思えました。

そのような浮かれた衝動で手を出すから頭を抱えることになるのでしょう。自分と向き合うのは大変なことでした。そして2019年の10月末。初めての研究発表を終えて白い灰と化していた私は「大変だったからもう二度とやらないぜ……」と、心に固く誓ったのです。

しかし今年、記憶を失ったのか、私は誓いを破って再び研究を始めてしまいました。

恐らく、このように人を惹きつける魅力が自分研究にはあるのだと思います。

私が内に秘めている深刻で切実な悩みは、お先真っ暗です。けれど、それらを口や紙を通して体の外へ出し、人に手渡すと、見え方が変わることがあります。深刻な話なのに誰かがおかしみを発見し、心外なほどの笑いが巻き起こり、つられて笑ってしまうこともありました。

もちろん笑ったからといって、深刻さは変わりません。

けれど色々な方との検討により、自分とは違う視点を貰えること。そして、自分でも許せないような自分を受け入れてもらえるのだと安心できること。これらは皆で行う研究だからこそ得られるものだと感じています。

私は、雫穿大学以外でも、やりたい方が自分研究をできるようになったらいいなと思っています。

けれど個人的には、やると頭を抱えがちなので「大変だったからもう二度とやらないぜ」と、ここに誓わせていただきます。また記憶喪失にならない限り。

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